2016年07月29日

身長の伸びていく仕組みを正しく理解しよう

成長期に必要な栄養素を効率的に摂取することで、最終身長数値も大きく変わってきます。
牛乳には身長を伸ばす力はありません。
この事は医学の教科書にも明確に記載されているとおりです。

牛乳やカルシウムには身長を伸ばす力はありません。

では、どのような栄養素が高い最終身長数値をもたらすのでしょうか。

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(※ よくあるご質問に基づき、最近、反響の大きかった記事をできるだけわかりやすいように補筆して掲載しています。  2016/07/29)

お米を常食としている国々は、おしなべて低身長の国々です。
日本はアジアの中では高い平均身長数値を保持していますが、停滞する経済の影響で平均身長数値も停滞しています。

その国の経済力と身長数値には明らかな正関性が確認されています。

アメリカ型の社会を模範として進んできた日本は、経済も2極分化が激しく進んでおり、高い身長数値の子供も存在します。
SD値とは、その年齢の男女の平均数値を月ごとにグラフ化したものであり、特定の少ない人々の身長数値が高くなっても平均身長数値の上昇に結び付くのは困難です。

全体のボトムアップは重要な課題であると考えます。

人間の体には60兆個の細胞があります。
成長期の活発な細胞では1秒間に数万個のタンパク質を作りだしていることが明らかになっています。

ヒトの1個の細胞の中には、80億個程のタンパク質が働いています。
傷ついた遺伝子の修復や、頭脳の発達、成長期の身長数値の伸びなど、生命の営みの主役はタンパク質であり、体内でどのように正しいタンパク質が作られるかということが重要なポイントです。

誰にでも身長遺伝子があることは既に明らかになっていますが、身長遺伝子の発現率が最終身長数値を決定するため、低身長に悩むケースも少なくありません。

身長遺伝子の発現を調節している調節遺伝子の覚醒もクローズアップされてきました。

成長期では、身長数値は、遺伝子の中にある設計図のとおりに伸びていきます。
ところが、睡眠・運動・栄養といった生活習慣が良好でない場合では、成長期に存在する身長遺伝子は思うように発動できません。

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骨が伸びていく仕組みを簡単に説明すると、遺伝子による骨格の設計図のとおりに、間葉系細胞が凝集していくことで、間葉系細胞が軟骨細胞へと分化することから始ります。
この分化を重ねることで、軟骨細胞は増殖スピードを増幅して、細胞外マトリックス(生体内の細胞以外の部分)の合成に呼応するように骨の成長を開始していくのです。

当然、生体のそれぞれの組織によって細胞外マトリックスの構成成分も異なります。


軟骨を形成するタンパク質の合成は、遺伝子による直接的な支配の下にあり、常に、遺伝子が主導的な役割を果たしています。
軟骨内骨化(なんこつないこつか)は、こうした細胞の分化や、増殖を経た軟骨が、次第に大きくなり、骨の石灰化や、骨内部への血管の侵入を経て、硬い骨に置き換わっていく現象なのです。


軟骨細胞の構成成分は、主にコラーゲンとプロテオグリカンです。
人の体をつくっているコラーゲンは、現在わかっているもので約30種類の異なるポリペプチド鎖の組み合わせにより、19種類の型が存在します。
コラーゲンはT型、U型、V型というように分類されています。

中でも体内に最も多いT型は、骨や皮膚の強さを生み出し、皮膚のコラーゲンの90%を占めます。
U型は主に軟骨に存在しています。V型は血管や子宮などに存在するコラーゲンです。

I型コラーゲンを線維性コラーゲンといいます。

補酵素の考え方で言うと、タンパク質が作られるためには補助的な別のタンパク質が必要になります。
これを分子シャペロンと言います。

プロテオグリカン(Proteoglycan)は、多くの糖鎖が結合した糖タンパク質の一種です。
その働きは、軟骨基質の形成と維持を行うことにあります。

ヒトの遺伝子の中には、タンパク質修飾活性化酵素という酵素があります。
コラーゲンは、ビタミンCと一緒に摂ると吸収が高まります。
コラーゲンはタンパク質なので、一度体内でアミノ酸に分解され、吸収されて膚や関節に届きます。その再合成をサポートするのがビタミンCなのです。

皮膚・骨・血管・臓器などの人の体を構成しているタンパク質のうち、コラーゲンは3分の1もの割合を占めています。
コラーゲンもアミノ酸を原料にして体内で生成されています。

コラーゲンは体内に入ると、分子構造が大きいため、そのまま吸収されることはありません。
必ず一度アミノ酸に分解されてから必要に応じて再合成されるのです。

コラーゲンを上手に生成するためには、吸収効率をいかに良くするかが身体に負担をかけない大切なポイントになります。
低分子コラーゲンの特徴は体に余計な負担をかけないで効率的に吸収できるところにあります。

コラーゲンの分子量は30万個ほどで、低分子コラーゲンは分子を分解して1万個以下にしたものです。
そのメリットはなんといっても吸収率とスピードにあり、腸壁で吸収される際にわざわざ低分子化する必要がないため成長期の身体にもすぐに吸収されるのです。

高い最終身長数値を得るためには丈夫でしなやかな骨をつくることが重要なポイントです。

コラーゲンの繊維が網の目のように張りめぐり、その中にカルシウムなどのミネラルがしっかり骨に結びついた状態です。

骨の機能が衰えてしまうと血液が体中に運んでいる酸素や栄養素が全身に配給されなくなり若さが失われます。
つまり、成長が滞ってしまうため骨端線も消えてしまいます。

最終身長数値を平均数値よりも高くするために最も有効な方法は、成長期を持続させることに尽きます。
身長遺伝子の発現率を高めることで最終身長数値は高くなることが明らかになっているからです。

長い人生にあって成長期はあまりにも短いものです。
大切な成長期を大切にしたいものです。


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posted by puresup at 12:25| 身長を伸ばす方法―睡眠編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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