2014年08月21日

平均身長の高い国々に学ぶ生活習慣

前回のブログの記事には皆様からうれしい反響があり、栄養素のバランスに対するご質問やソーセージなどに使用されている添加物についてのご質問も少なくありませんでした。

それについてもう少し詳しくご説明いたしますので、まだご返事が届いていない方も参考にしていただければ幸甚です。

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身長の高い国々の多い欧州などの食事を緻密に分析すると、興味深い事実が浮かび上がってきます。
3大栄養素である炭水化物・たんぱく質・脂質の摂取比率が日本と大きく異なっているのです。

日本は炭水化物の摂取量がずば抜けて多く、これが身長差となるいちばん大きな要因と推定されます。
特に成長期における食事のあり方が、最終身長を決めていると言っても過言ではありません。

では、もうすこし具体的に分析していきましょう。

まず、何故、日本では炭水化物の摂取が欧州の国々より多いのでしょうか。
わたしたちが良く耳にすることは、

@ 炭水化物を食べると、消化吸収されて血中で糖となり、この糖が体や脳の活動に欠かせないガソリンになる

A 消化吸収された炭水化物は、肝臓に蓄えられ、食事の間はそこから供給される

B 食事を抜くと、血液中の糖が少なくなり、イライラしたり、集中力が欠ける


以上が炭水化物を摂る目的であるとしています。


炭水化物はヒトの体内で糖に変換されます。
これは事実です。

日本に糖尿病の罹病率が異様に高いのも、炭水化物を主食としている事が大きな原因です。
わたしたちは、日々、体内に入ってくる大量の糖に対処できるだけのインシュリンを無尽蔵に持っていないからです。


では、脳の活動に関してはどうでしょうか。
たしかにブドウ糖は脳を動かすエネルギー源です。
しかし、経口摂取された糖が、すべてそのまま脳へ行くのではありません。

筋肉の働きに糖新生という重要な働きがあり、筋肉から生まれた糖が脳へ到達して脳のエネルギーになっているのです。

なぜそのような仕組みになっているのかというと、自然界には甘い食べ物はそんなに多くありません。
いまでこそ流通が進歩して容易に手に入れることが可能ですが、一昔前までは砂糖のような甘いものは貴重品であり、たやすく手に入るものではありませんでした。

当然、何か月も甘いものを食べない状態が続くのですが、そうなると脳は働きをストップして生命の危険にさらされることになります。

命の安全機構のひとつとして、筋肉からブドウ糖を作る糖新生のシステムがあるのです。



では、炭水化物を可能な限り少なくして、お魚や牛肉を主体とした食事を摂るとどのような現象が起きるのでしょうか。

まず、消化・吸収に長時間を要する炭水化物に比べて、動物性たんぱく質は30分前後で消化・吸収を完了しますから身体への負担が少なく、大切な酵素をほとんど消費することもなく、眠気とも無縁で意識明瞭・頭脳明晰な状態を具現します。

イライラすることもありませんし、集中力が欠けることもありません。

日本では上記のような炭水化物を勧めようとする言葉がステレオタイプとなって蔓延しています。

『まるで、大量に糖尿病を増加させ、昼間は眠気で集中力もない状態を生むような食事を勧めているとしか思えません』という研究者の言葉もあり、興味は尽きません。

成長期に、炭水化物を少なくして、動物性たんぱく質を主体とした食事に切り替えた方たちからは、毎朝、気持ちよく起きることができ食事が美味しく、昼間も眠気がなく集中できるといった報告を相次いでいただいております。

※ 注意点として、脂肪分はできる限り取り除くことをお勧めしております。

また、次の項でご紹介する食品添加物に含有される毒素も、お肉や卵の黄身の中に含有されるある成分が添加物や農薬などの脂溶性毒素を体外へと排出する働きを持っていて、解毒作用に無くてはならない物質なのです。


農薬や有害物質は、口から経口摂取されて胃腸へと進み、血液に溶け込んだ毒素は門脈を通過して肝臓へと達します。

この時、体内の酵素であるシトクロム45は、脂溶性毒素を水溶性毒素へと変換するために働きます。

ヒトは水溶性毒素は容易に解毒する能力を持っていますが、脂溶性毒素は体外に排出することが困難です。

脂溶性毒素を水溶性毒素に変換することで体外に排出する解毒システムがあります。
それが解毒酵素シトクロム45と呼ばれるたんぱく質なのです。


お肉をあまり食べない人は解毒酵素のシトクロム45そのものを多く持っていません。
お肉に含有されているアミノ酸こそがシトクロム45の原料だからです。

野菜しか食べない人の顔に、浅黒いしみや痣が多いのは、シトクロム45を持たないためにきちんと解毒作用を行えないからという報告もあります。

シトクロム45で水溶性に変換された毒素は抱合体という安定した物質になっていきます。

抱合体に変換された毒素は、肝臓が作る胆汁に混じることが可能になり、大便となって体外へ排出されるのです。

これが、ヒトの体の脂溶性毒素の解毒作用のシステムです。

動物性タンパク質をきちんと摂取しておけば、体内に侵入する毒さえも解毒作用により対外排出できるのです。


野菜信仰にも似た、菜食主義を美化するような宣伝が横行していますが、食物繊維が豊富で便秘に効くこと以外に特別優れた点は無いという研究報告も増えてきました。

ビタミンやミネラルを摂取できるからという意見もありますが、牛肉や豚肉にもビタミンやミネラルは豊富に含有されています。



食品添加物につきましては多くの種類があります。

食品を腐らせないようにするのが主な目的ですが、中には美味しそうにみせるために発色効果をあげる目的の添加物もあります。

量的な問題もありますが、添加物は身体に毒として作用するものが多く、食事などで身体に入ってくると、ヒトは体内の酵素を使ってこれを無毒化しようとします。

この時、身体は大きな負担を強いられますから疲労の回復も遅延して成長阻害因子そのものになります。

では、どのように対処すれば良いのでしょうか。

いくつかのパターンがありますが、ここではソーセージの代わりに新鮮な合挽きミンチで手作りのハンバーグを作る事を推奨いたします。

ソーセージもその原理は合挽きミンチを腸詰にしているのですから、ハンバーグでも同じ働きをします。

ナツメグやピンク胡椒、カレー粉など、中に入れる香辛料を工夫すれば食欲も倍増することが多く、このようにすれば、より安全性の高い食材になります。

試してみる価値は大きいと考えます。

また、添加物と同じように成長期の身体にとって悪影響を及ぼすもののひとつにカルシウム入りの甘いおやつがあります。

これは肝心の食事の際の食欲さえも奪いますから要注意です。

カルシウムには身長を伸ばす力はありません。
では、身体の中でどのような事が起きるのでしょうか。

カルシウムの血中濃度は常に一定に保たれており、過剰に摂取すると体外に排出されることがわかっています。

前回にも述べましたように、骨を作る細胞は骨芽細胞です。

骨の細胞には3種類あり、骨を作ったり破壊したり、再吸収したりその働きは多岐にわたっています。

骨も老化していきますが、その仕組みは骨の成分であるコラーゲンが糖化していくことにあります。
骨が糖化すると、老化物質である終末糖化物質に変化します。

これが骨芽細胞に浸透するとやがて骨芽細胞は死んでいきます。
もう、新しい骨は生まれなくなるのです。

骨端部位にある軟骨細胞の増殖組織の中にも骨芽細胞はあります。

40代を過ぎる頃になると、終末糖化物質が脳に蓄積され、認知症やアルツハイマーなど脳に障害が起こりやすくなります。

心臓や肝臓にも蓄積され、臓器そのものが柔らかさを失った固い物質に変化していきます。これが肝硬変や心筋梗塞の原因のひとつです
老化促進因子ですから、成長期には成長阻害因子として働く可能性があります。


食べ物の中にも高温で揚げたチップスや、焼き過ぎによりできた焦げたものや異性化果糖ブドウ糖液糖やフルクトースなどは、老化促進物質です。

これを毎日、摂取していくことで、骨芽細胞の量が減少していくスピードが速くなり、早い時期に骨端線が消えていくと考えられています。

19歳・20歳ぐらいまで身長が伸びていく人の骨年齢は若く、17歳を上回らない状態で推移していきます。

実年齢が19歳であっても身長が伸び続けているのは、骨年齢を若くたもつ生活習慣の維持がひとつの条件ではないでしょうか。

成長期にあっては、カルシウムやアルギニンをサプリメントで大量に摂取してはいけません。

日々の食事のなかで摂取すべきものであり、通常の食べ物からカルシウムを厚生労働省が推奨する1日の必要量を摂取すれば問題はありません。

日本ではカルシウムはヒーローのように宣伝されていますが、本当はどのような働きをするのでしょうか。

まず、骨芽細胞が死んでいくと破壊された骨の中からカルシウムが溶け出していきます。

すると血液中のカルシウム濃度は上昇します。

ヒトの身体は老化すると、老化現象として血管の中に血栓ができますが、それは動脈が硬化することで血管の中に、粥状のプラークができます。

そこに骨から溶け出したカルシウムがやってくると粥状のプラークは急激に石灰化して血栓になります。

若いスポーツ選手が心筋梗塞で死亡したり脳梗塞になったりすることがありますが、身体の中では上記のようなことが起きているのです。

靭帯にも同様の現象が起きます。

靭帯そのものが骨になって身体の自由を奪う病気です。

異性化液糖やフルクトースや高温で揚げたポテトチップスやマーガリンなどは、老化物質として働きます。

それが過剰なカルシウムにくっつくと体内では上記のような事が起こりやすくなることが明らかになっています。

カルシウムに身長を伸ばす力が無いことは、日本の医学の教科書にもきちんと記載されています。


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次に骨の伸びる仕組みを簡単にご説明します。

まず、骨芽細胞(こつがさいぼう、osteoblast)についてですが、これは骨形成を行う細胞です。
骨芽細胞の細胞質は好塩基性であり、アルカリホスファターゼ活性があります。

骨芽細胞の感受体(レセプター)はアンドロゲンとエストロゲンです。

アンドロゲンに反応する時は骨芽細胞の活動性を低下させていきます。
また、エストロゲンに反応すると骨芽細胞を刺激することになります。

次に破骨細胞についてですが、その働きは骨の基質を溶かして再吸収することにあります。

破骨細胞はコラゲナーゼや水素イオンなどの酵素を放出することで、コラーゲンを分解したり、骨に含有されているカルシウム塩結晶を融解させます。

破骨細胞の働きをコントロールするのは、副甲状腺ホルモン(parathyroid hormone:PTH)やカルシトニン(calcitonin:CT)です。

カルシトニンというのは、血中のカルシウム濃度を下げる働きをしたり、破骨細胞の働きを抑制したりする働きがあります。

副甲状腺ホルモンが、骨芽細胞によるカルシウムイオンの細胞外液への輸送と破骨細胞による骨吸収を促進しています。


ヒトの身体は破骨細胞や骨芽細胞、さらにこれらをコントロールしている各種のホルモンバランスによって、血中カルシウムイオン濃度を一定に保っているのです。

カルシウムには骨を伸ばす力はありません。

過剰に摂取されたカルシウムは体外に排出されます。
濃度を一定に保つという事が重要な働きなのです。

では、どうすれば順調に身長を伸ばすことができるのでしょうか。
欠かせない習慣のひとつに運動があります。

運動というのは、年齢や体力に応じた運動量が大事で、それによって骨芽細胞のレセプターの感度が良好になっていきます。

骨を伸ばす唯一の成長ホルモンIGF-1は主に肝臓から血中に放出されます。

手足の関節部位にあるレセプターの感度が良好であれば、血中に放出されたIGF-1をすばやくキャッチして軟骨細胞の増殖活動は活性化していきます。

この時に必要な栄養素はコンドロイチン硫酸などです。

次に、軟骨内骨化という現象が起きて軟骨に神経や血管が入り込み骨に置換されていきます。
この状態が身長が伸びて手足が長くなるプロセスです。


精神状態も影響します。
睡眠に入る前に叱られたり、ストレスが強いとこのような作業の遂行は困難になります。
就寝前は心の底から笑えるような朗らかで穏やかな精神状態が望ましいのです。


骨端線の存在する成長期に正しい方法で取り組むことができれば、より高い最終身長を得る確率はさらに上昇していきます。

次回に続きます




posted by puresup at 19:55| 身長を伸ばす方法―睡眠編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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